2010年10月

西部地区 「飼料米稲刈り交流会」を開催しました

 10月10日(日)西伯郡南部町にて「飼料米稲刈り交流会」を開催しました。前日の雨で田んぼの様子が心配でしたが、当日はお天気も回復し、飼料米生産者の皆さん、たまご生産者の小川さん、春の田植えに参加された組合員さん他、13家族53人の組合員さんに参加いただき、賑やかな交流会となりました。

shiryoumain.JPG 松軒理事長からは、みなさんもさくらたまごを利用いただいていると思いますけれども、今日稲刈りを行う飼料米は、現在、鶏に与える全飼料の約4%に使われています。日本の農業の自給率が低下していく中で、休耕になってしまう田んぼを、少しでも回復して行こうという取り組みの一環でもあります。4%を飼料に配合した場合、一週間10個パックのさくらたまごを毎週1年間、1人の組合員さんがご利用いただくと畳約3枚分、10%に増やすと畳8枚分の休耕田が回復出来るようですので、みなさんがさくらたまごを利用いただくことで、休耕田も再生できるということになります。是非、これからも利用いただくとともに、まだ御利用いただいていない組合員さんにも紹介していただき、利用いただきたいと思います。今日は子どもさんと一緒に頑張って稲刈りをしていただきたいと思います。とあいさつがありました。

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 飼料稲は昨年から作っています。昨年はコシアオバなど色々な品種を作っていましたが、今年は北陸193号という品種に変更しましたので、沢山穫れればいいなぁと思っています。今日は、頑張って稲刈りをし、コンバインにも乗ったりして、おもしろく賑やかに交流しましょう。と農事組合法人福成の岩崎さんからあいさつがありました。

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 カマの使い方や株の持ち方などを教えていただき、元気に稲を刈っていきました。最初は苦戦していても、慣れてくるとご覧のとおり!子どもたちの元気な声が響いていました。

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shiryoumai4.JPGある程度手で刈った後はコンバインで刈っていきます。順番でコンバインも運転しましたよ。初めての体験にみんな大喜びです!

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 しっかり体を動かしてお腹もすいたので、鳥取県畜産農協さんの「牛丼の素」に小川養鶏場さんの「さくらたまご」をのせてお昼ご飯です。

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ご飯を食べながら「紙芝居」でもう一度飼料米の取り組みをおさらいしました。

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 日本の農業の将来のことを考えて、にわとりの餌を自分たちで作ろうと始まったのが「飼料米」の取り組みです。この取り組みは、①日本の食料自給率に役立ちます。②水田が荒れるのを防ぎます。③地域のなかでリサイクルをすすめることが出来ます。飼料米の取り組みを進めるには、にわとりを育てる小川さんや松本さん、お米を作る福成さんの努力だけでなく、卵を食べる私たちの理解が必要です。皆さんもさくらたまごを応援してくださいね~!

<小川さんから「さくらたまご」と親鶏「さくら」について教えていただきました。>

shiryouogawasan.jpg 私は42年前に主人と2人で名和町でにわとりを飼い始めました。卵はいつも冷蔵庫の中にあると思いますので、意識して考えたことがないとは思いますが、卵は皆さんが毎朝食べる目玉焼きや卵焼きのほか、マヨネーズやクッキーなどいろんな料理に使われていますので、卵が無いととっても困ってしまいます。卵は貴重な食べ物だということ。そして、スーパーに売ってある卵と私達のさくらたまごが並んで置いてあったら、見た目は変わらないですが、食べる餌によってその意味合いは大きく変わってしまうということをおぼえておいてください。
 卵を産む鶏がどんな鶏なのか、どんな餌を食べてどんな人が育てた鶏なのか考えていただきたいと思います。それらの事が分かっていればすごく安心して食べられますよね。うちの鶏(さくら)は日本で生まれて日本で育った鶏です。日本で生まれ育った鶏は他にもみじ、ふじという鶏がいますが、どれもとっても貴重な鶏なんです。ですから、その事を伝え、利用する事がうちの「さくら」や日本の鶏を守る事になります。
 先ほど自給率という言葉が出ましたが、日本の食べ物のほとんどは外国から輸入しています。でもこれから何かの理由で輸入できなくなったらとっても困ってしまいますよね。だから自分たちの食べ物はちゃんと日本で作っていくという考えを大切にしないといけないと思います。
 鶏に与える餌のとうもろこしは外国から輸入しているのですが、それを日本のお米に換えられたら良いなぁと思っていましたが、なかなか賛成してくださる農家の方が見つかりませんでした。でも農事法人の福成さんが協力してくださり、現在は餌の4%に使うことが出来ています。この取り組みがもっと広がって、牛や豚の餌になったら日本の農業が大きく変わります。今日の体験交流会が日本で生まれて育った鶏や日本の農業を考える機会になればと思います。
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 心配していたお天気も大きく崩れることも無く、稲刈りで体を動かし、食の大切さを感じ、日本の農業のことを考える機会になったのではないでしょうか。参加の皆さんお疲れさまでした。そしてありがとうございました。